卵子凍結紹介

最近、「卵子凍結」は芸能界に盛んだ話題です。国際生殖医学会から、高齢時に他人の卵子を使用するより、若い時に自分の卵子を凍結して(Social Egg Freezing、略語 SEF)、将来妊娠したいときに使用する方がおすすめです。

卵子保存注意事項

顕微授精及びガラス化凍結(vitrificaition)の進化により、凍結卵子の妊娠成功率は新鮮卵子とほぼ同じになります。

卵子凍結の流れ

  • 治療前検査
    体の状態を確かめるために、子宮鏡検査、抗ミュラー管ホルモン(AMH)などを行います。
  • 月経が来た
  • 排卵誘発剤を注射/再診察(Day2-10)
    2日目から注射して、定期的に再診察して超音波と血液検査で卵胞成長状況を確認し、採卵日を決めます。
  • トリガー注射(Day10-12)
    卵胞の大きさと医師の判断により決定、卵子の排出に役を立ちます。
  • 採卵手術(36時間以内)
    └状態が良い卵子を選定→凍結保存
    └採卵後、体の状況により休んで回復した後に帰宅します。
  • 手術後経過観察

卵子凍結プロセス-1回のみ台湾へ入国ください。(7日間以内)

  • 中国国内
    中国の協力クリニックから卵子凍結前判断を行い、卵巣の機能を確かめます。
  • 第1回月経
    Day2 自国に排卵誘発剤を注射し、医師指示で中国国内に超音波と血液検査を実施します。(卵胞成長状況を確かめるため)
  • 台湾入国(Day8-9)
    医師指示により、国内病院に血液検査、超音波、排卵誘発剤注射を実施します。
  • 台湾停留期間中(Day8-10)
    毎日午後5時に、医師診察を行います。
    (血液検査と超音波)
  • トリガー注射(Day10-12)
  • 採卵凍結(Day14)
  • 帰国
  • 手術後

*卵子凍結前評価:超音波と血液検査から卵巣機能を確かめます。

*月経第2~3日目:超音波と血液検査を行い上、排卵誘発剤を注射し(約8~10日)、注射期間中に再診察を行い、卵胞成長状況を確認します。

*月経第3~12日目:医師指示により再診察を行い、超音波・血液検査を実施します。卵胞の成長状況を確認して、トリガー注射を行うかどうかに判断します。(卵胞が18mm以上に成長すると、トリガーを注射して、36時間後に排卵します。)採卵日を決めます。

*採卵凍結日:浅い全身麻酔を行い、経膣超音波により卵子を誘導して採卵します。手術時間は約20分です。手術による傷跡がなく、入院不要です。1~2時間に休んでしまい、体調回復後に帰宅できます。